以前(不妊症についてのブログ)PCO 多嚢胞性卵巣症候群について説明したのですが、
今回はもう少し踏み込んで書いてみたいと思います。
繰り返しになりますが、PCOというのは、簡単に言ってしまうと、なかなか排卵しづらくって、その影響で月経不順になったり、不妊症になったりしてしまう状態です。
生理不順や不妊症に困っているようであれば、それぞれに対して治療をしていくことになります。
もし、PCOと言われて、出来るだけ早く妊娠したい方は、当然ながら産婦人科を受診してもらう必要があります。
何もしなければ排卵しづらい状況なので、そのままだとなかなか妊娠できないからですね。
ただ、今すぐの妊娠は考えてないけれど、将来的には妊娠したいなぁと思っている方も多いと思います。
そういう方が通院せずに出来ること、それは一言でいうと
体重管理
ただ、極端に体重を減らしすぎると、
体重減少性無月経
と言って、これまた生理不順や不妊の原因になりますので、過度の体重減少は考え物。
ですので、もし今の体重がBMI:25以上の方は体重管理を考えてください!
ちなみに、BMI:25以上というのは
150㎝だと56kg以上
155㎝だと60kg以上
160㎝だと64kg以上
になってきます。
具体的な計算方法は
25 x 身長(m) x 身長(m)
です。身長の単位がメートルなので、
155㎝の方は、1.55 で計算してくださいね。
で、5%~10%程度の減量で排卵率や妊娠率が改善すると言われています。
ですので、日ごろから出来ることといえば
体重コントロール
を頑張っていただければ、と思います。